「亜鉛」の効果とは?しっかり摂るならミドリムシのサプリメント
美味しいものを美味しく感じること、若々しくて元気で健康に過ごすこと・・・これらすべてにかかわるミネラルが「亜鉛」です。
今回は「ミドリムシの亜鉛について」と題して、亜鉛の特徴や不足した場合について紹介します。あまり意識されたことがないかもしれませんが、亜鉛の持つ健康や美容に関わるさまざまな働きについて実感していただけるはずです。そして、亜鉛を含むミドリムシに関してもまた魅力に感じていただけると思います。
この記事を監修した専門家
管理栄養士 阿部友美
【経歴】十文字学園女子大学卒業後、管理栄養士を取得。同大学で研究助手をしたのち、食品メーカーにて健康に関する情報発信や、共同研究先大学に出向し研究に従事。糖化反応によるメラニン産生作用を発見、特許出願。化粧品の開発にも携わる。
目次
1.ミドリムシに含まれる亜鉛とは?
ミドリムシに含まれる9種類のミネラルの一つに亜鉛があります。
現代の日本人が不足しがちで、健康のためには必要不可欠な栄養素である亜鉛について紹介します。
現代人が不足しやすいミネラル亜鉛とは
現代の日本人が不足しやすいミネラルの一つに亜鉛があります。亜鉛と聞くと重金属をイメージしてなかなか人間の栄養素としてはイメージしづらいかもしれませんね。
亜鉛は大人の体内に約2g含まれており、肝臓や皮膚、前立腺などに存在しています。
多くの酵素やDNA、RNA、ホルモンなどの合成に関わっていて、健康の維持には不可欠の栄養素なんです。
しかし、亜鉛は調理加工に弱く、不足しやすい栄養素でもあります。
亜鉛の役割とは
酵素やDNAの合成といっても、あまりピンとこないと思いいますが、亜鉛が果たしている役割を具体的に知ればどれだけ亜鉛が重要なのかをイメージしやすくなると思います。
亜鉛はタンパク質の合成に関わっています。タンパク質は髪や皮膚を構成する大事な栄養素です。また、成長期の子どもにとっても重要な栄養素となっています。
また、昔から赤ちゃんを授かりたいときにはよくウナギを食べますよね。ウナギは亜鉛を多く含む食品です。
亜鉛が不足すると・・・
酵素やDNAの合成といっても、あまりピンとこないと思いますが、亜鉛が果たしている役割を具体的に知ればどれだけ亜鉛が重要なのかを理解頂けると思います。
また、亜鉛は不足することによって欠乏症を引き起こしたりしてしまうことがあります。
また、特に亜鉛の欠乏について気を付けたいのが妊婦さん・授乳婦さんです。
妊婦さん・授乳婦は亜鉛を優先的に赤ちゃんに与える(授乳婦さんの場合、母乳に亜鉛が多く含まれます)ため、亜鉛が不足しやすくなります。
厚生労働省の発表している「日本人の食事摂取基準」においても妊婦さん・授乳婦さんは亜鉛を余分に摂取するように推奨されています。
ミドリムシは亜鉛など9種類のミネラルを含んでいる
59種類の栄養素をバランスよく豊富に持っていて「未来のスーパーフード」ともいわれるミドリムシには、亜鉛も含まれています。その他、リン、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄、マンガン、銅と9種類のミネラルを含んでいます。
ミネラルの中には、ヒ素や水銀、鉛、カドミウムなど有害なものも数多くありますが、健康維持に必要なミネラルだけを多く含んでいるところもまたミドリムシのスゴイところですよね。
亜鉛を摂れる食品
亜鉛を食品から摂取する場合にはどのような食品に含まれているでしょうか?
一覧を紹介します。
(100g中の亜鉛含有量)
食品 | 亜鉛量 |
カキ | 13.2mg |
豚肉(レバー) | 6.9mg |
牛肉肩ロース赤身 | 5.6mg |
牛肉もも赤身 | 4.4mg |
なお、亜鉛は栄養の吸収率が低いという特徴もあり、摂取量などによって異なりますがだいたい30%程度しか吸収できないといわれています。
2.まとめ
ミドリムシが持っている59種類の栄養素の中には、人間の健康に不可欠なミネラル、亜鉛も含んでいます。
亜鉛はさまざまな酵素やタンパク質、ホルモンの合成に不可欠な栄養素であり、多くの健康に不可欠な働きをもっています。美容にとっても重要な栄養素です。
亜鉛だけではなく、ビタミンやアミノ酸などさまざまな栄養素を豊富に含んでいるミドリムシ。生き生きとした生活を送りたい方は、ぜひスタートされてみてはいかがでしょうか?効率よくミドリムシの栄養素を摂取したい方はサプリがおすすめですよ。