実は黄色でも酸っぱくもない?!「ビタミンC」
このカテゴリーでは、ユーグレナ(ミドリムシ)に含まれる成分をひとつずつ紹介しています。
今回は「ビタミンC」の登場です。
ビタミンCは黄色じゃない?
ビタミンCは水溶性成分で、「アスコルビン酸」とも呼ばれます。
ビタミンCというと、 黄色くて酸っぱい というイメージがあると思います。
しかし、本当の色は透明で、食品やサプリメントに含まれている程度の濃度では味はほとんどしません。
多くのビタミンCを含有しているカリフラワーは黄色ではなく、酸っぱくもありません。
また、ビタミンCが多く含まれている食品の代表として柑橘類を挙げたくなると思います。特にレモンが真っ先に頭に浮かぶのではないでしょうか。
これがビタミンCをウリにしている商品の色が黄色で、酸っぱい味である理由です。
色や味自体はビタミンCのものではないのです。
ちなみに、 柑橘類ではグレープフルーツや柚子の方がレモンよりも含有量は多い そうです。
柑橘類以外では、アセロラや柿、キウイ、イチゴ、野菜ではパプリカやピーマン、ゴーヤ、ブロッコリー、カリフラワーなどがビタミンC摂取の優等生たちです。
ビタミンCは美肌作りにも欠かせない!
ビタミンCの代表的な働きは体の酸化防機能です。
酸化とは、喫煙や紫外線、ストレスなどによって発生した活性酸素が体にダメージを与えること。このダメージの蓄積は老化にもつながっていきます。
ビタミンCは自分が代わりに酸化されることで、私たちの体を守ってくれています。
ほかにも以下のような働きも担っています。
- コラーゲンの合成
- 腸での鉄分吸収を高める
- ガン予防
コラーゲンの合成することはつまり、健康な肌を作ることです。
ビタミンCは美肌作りにも欠かせない成分です。
また、妊婦さんなど鉄分が不足しやすい人は、上手にビタミンCを補給して鉄分の吸収力アップをはかってください。
私たちは慢性的なビタミンC不足?!
これまで、通常の食事をしていればビタミンCが不足することがほとんど無いと言われていました。
しかし、近年は野菜や果物を食べる機会が減っており、食事からのビタミンC摂取量が減っているという報告があります。
また、現代社会はストレスや喫煙など、ビタミンCを消費する要因が増えているとも言えます。
ビタミンCが不足すると
- 毛細血管の出血
- 歯茎からの出血
- 骨の発育不良(幼児)
- 疲労感
- 食欲不振
- 不眠症
- ケガが治りにくくなる
などの症状が現れると言われています。
もちろん、体や肌の酸化(老化)も進行します。
明らかな症状が出ていなくても、不足を感じる時は食事にサプリメントを併用するなど意識して摂取したい成分です。
まとめ
良く知られていることですが、ビタミンCは食品を水で洗ったり、調理する際に失われやすい成分です。
また、体の中に留まっている時間が短いため、毎日摂り続けることが大切です。
食事での摂取とともに、ユーグレナサプリメントでの補給をオススメします。