ミネラル不足をミドリムシで解消!含有9種類を解説
日常的な不調は、もしかするとミネラル不足が原因で起こっているかもしれません。
今回は「ミネラル不足をミドリムシで解消!含有9種類を解説」と題し、ミドリムシに含まれるミネラル9種類の働きについて解説します。ミドリムシのすごいところは、現代の日本人に不足しがちなミネラルをしっかり含んでいることなんです。
この記事を監修した専門家
管理栄養士 阿部友美
【経歴】十文字学園女子大学卒業後、管理栄養士を取得。同大学で研究助手をしたのち、食品メーカーにて健康に関する情報発信や、共同研究先大学に出向し研究に従事。糖化反応によるメラニン産生作用を発見、特許出願。化粧品の開発にも携わる。
目次
1. ミネラルは現代人が不足しがちな栄養素
2. ミドリムシに含まれるミネラル9種類!簡単解説
3. まとめ
1.ミネラルは現代人が不足しがちな栄養素
ミネラルは、とても幅の広い栄養素です。
というのも地球上には100以上もの元素がありますが、水素、炭素、窒素、酸素を除いたものすべての総称が「ミネラル」だからです。ミネラルの中には、私たちの健康維持には欠かせない栄養素もあれば、ヒ素や水銀のように毒となる物質もあります。
その中で、人の健康のためにメリットのあるミネラルは16種類(マグネシウム、カルシウム、リン、イオウ、塩素、カリウム、ナトリウム、クロム、モリブデン、マンガン、鉄、コバルト、銅、亜鉛、セレン、ヨウ素)といわれています。
その内、ミドリムシに含まれているのは9種類(亜鉛、リン、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄、マンガン、銅)です。
食生活やライフスタイルの変化により、現代の日本人は必要なミネラルが不足しがちだといわれています。中でも、特にカルシウム、マグネシウム、亜鉛、カリウムは摂取量が足りていない人が多いです。また、女性は鉄不足の方が多く見られます。
ミネラルにはそれぞれ役割があり、不足するとさまざまな不調の原因になってしまいますが、ミドリムシが持っている9種類のミネラルの中に、日本人に不足しがちなミネラルが全て含まれているなんてすごいですよね。
2.ミドリムシに含まれるミネラル9種類!簡単解説
ミドリムシに含まれるミネラル9種類の役割について簡単に解説します。
亜鉛
亜鉛の働きや欠乏時の症状を見れば、どれだけ大切な栄養素であるか一目瞭然だと思います。
非常に重要な役割を果たしているにもかかわらず、不足しがちな栄養素なので積極的に摂取したい栄養素です。特に妊活中の方、授乳中の方は意識して摂取したい栄養素ですね。
>「亜鉛」の効果とは?しっかり摂るならミドリムシのサプリメント
リン
リンは、カルシウムやマグネシウムと一緒に働いたり、
他に、細胞やDNA、RNAの成分となったりします。
重要な栄養素ではありますが、通常の生活をしていればリンが不足することはありません。
カルシウム
骨や歯を形成する成分としてよく知られているのがカルシウムですね。人の体の中に最も多く含まれるミネラルでもあり、1kgほど存在しています。
カルシウムには、以下の働きがあります。
- 骨や歯を形成する
不足しがちな栄養素でもあるので、積極的に摂取したい栄養素です。
>カルシウムをより効果的にとる秘訣
マグネシウム
マグネシウムは生命維持に欠かせない働きをするミネラルです。
具体的には、以下の働きをします。
- 骨をつくる
>マグネシウムが不足すると?効率的に摂取するなら「ミドリムシ」
ナトリウム
ナトリウムは主に細胞の外側に存在し、細胞内外のミネラルバランスを保つ役割を果たしています。ナトリウムは食塩として主に摂取されます。食塩は「害」だと思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、健康維持のために必要な働きも持っています。
ナトリウムはとても大切な栄養素なんですが、やはり過剰に摂取すると健康を害しています。通常通りの食生活をしていれば不足することはありませんので、ジャンクフードやスナック菓子を始めとした食品の摂取には注意が必要です。
カリウム
ナトリウムとペアになって体内で働いてくれるのがカリウムです。
カリウムはナトリウムとバランスよく摂取することが健康維持に繋がります。ナトリウムとのバランスが重要なので、塩分を摂りすぎている方は減塩を心掛けるとともにカリウムの摂取を心掛けると良いでしょう。
>「カリウム」
鉄
女性にとってとても重要なミネラルが鉄です。
月経により血と一緒に多くの鉄分が体外に排出されることからとても不足しやすいためです。そして、体内でとても大切な働きをしている栄養素でもあります。
マンガン
通常通りの食事をしていれば、特に不足することはありません。
銅
通常通りの食生活をしていれば不足することはありません。
【補足】ヨウ素(ヨード)は含まれていません
ミドリムシの愛用者やこれから始めようとされる方でたまに勘違いされる方がいらっしゃるのですが、ミドリムシにはヨウ素は含まれていません。
ヨウ素やコンブやワカメなどの海藻などに含まれるミネラルで、甲状腺ホルモンの主原料となる栄養素です。ただし、必要量はごく微量で海産物をよく摂取する日本人の場合、不足することはほとんどありません。
ミドリムシにヨウ素が含まれると勘違いされてしまうのは、ミドリムシが昆布やワカメなどと同じ藻類の仲間であることと、ヨウ素と名前のよく似た葉酸を含んでいるからではないかと思われます。
3.まとめ
ミドリムシに含まれる9種類のミネラルについて解説しました。
人間の健康にとって重要な16種類のミネラルの内、ミドリムシは9種類を含んでいます。不足しがちなカルシウム、鉄、亜鉛、カリウム、マグネシウムを全て含んでいるあたりがさすがミドリムシといったところですね。
ミネラルは、そのまま体の原料となるカルシウム、リン、マグネシウムと、間接的に体の機能を支えたりする鉄や亜鉛などがあります。いずれも、欠かすことのできない栄養素ですので、一つひとつの働きをぜひチェックしてみてください。
ミドリムシを始めることでキレイではつらつな日々を実感できるかもしれないので、ぜひサプリを試してみてください。