乳酸菌を活性化させ腸内環境を改善
乳酸菌といえば、ヨーグルトを思い浮かべる方も多いのですが、主な働きは腸の環境を整え消化吸収をサポートすることで知られています。
そこで、「ユーグレナ(ミドリムシ)がどう関係するの?」と、普通なら無関係のように感じてしまいますよね。
しかし、無関係と思える乳酸菌とユーグレナは相性バッチリ!オリゴ糖よりも相性が良いという研究結果まであるのです。
ここからは、乳酸菌とユーグレナの相性の謎についてご説明させていただきます。
乳酸菌ってどんな菌なの?
乳酸菌とは、オリゴ糖などの糖を利用して、乳酸を始めとする酸を作り出す細菌の総称であり、自然界に広く存在しています。
人間の腸内には、約100種類、約100兆個もの細菌が住んでおり、このうち乳酸菌(善玉菌)が40種類程度存在していると言われています。
この細菌は、善玉菌と悪玉菌に分かれており、「片方が増えれば片方は減る」といったことを繰り返しています。
これらの細菌を腸内細菌、または腸内菌といいます。
乳酸菌は、有用微生物として健康維持・増進に重要な役割を果たしていることで知られていますが、乳酸菌を食べ物・飲み物から摂取しても腸に届く前に、胃酸などによって死滅してしまいます。
しかし、1949年、山梨大学の中山大樹博士によって緑麦芽から胞子を形成する乳酸菌の分離に成功。
この乳酸菌は「有胞子性乳酸菌」と呼ばれ、従来の乳酸菌にはない優れた性質を持っていることがわかったのです。
◇有胞子性乳酸菌とは?
有胞子性乳酸菌は、その名の通り「胞子」を形成するタイプの乳酸菌です。
一般的に乳酸菌は、胃酸や胆汁、熱などの環境により、ほとんど死滅してしまいますが、有胞子性乳酸菌は胞子の硬い殻で守られているため、胃酸や熱、乾燥にも強い乳酸菌なのです。
このことから、胃酸などで死滅することなく腸まで届き、腸内の適度な水分と温度で増殖していきます。それにより、より良い腸内フローラを形成することができる乳酸菌なのです。
乳酸菌とユーグレナは相性抜群!腸でしっかり働きます
ユーグレナの効果には、腸内環境を善玉菌優勢の状態を保つ働きがあり、乳酸菌の働きを活性化させる効果をもっています。
これまでは乳酸菌を活性化させる「オリゴ糖」が有名でしたが、ユーグレナはそれ以上に活性化を促す力があるとの研究結果も出ているのです。
テレビ番組でも簡単な実験で紹介されているようですが、牛乳にユーグレナを加えて18時間常温で放置し、その結果ユーグレナを入れた牛乳はヨーグルトに変化し、ユーグレナを加えていない牛乳は18時間放置しても、牛乳はそのままの状態であったそうです。
解説では、牛乳は18時間放置すると乳酸菌が発生し、ユーグレナを加えた牛乳では、乳酸菌がユーグレナを餌にして増殖・発酵した結果、ヨーグルトに変化したとされています。
このことから、ユーグレナは乳酸菌の働きを活性させる効果を持っているため、乳酸菌との相性が良いことでも評価されています。
現在、ユーグレナ社にて販売されている「ミドリムシエメラルド」は、有胞子性乳酸菌が配合されており、生きたまま腸まで届いた乳酸菌が、ユーグレナと出会うことでさらに力を発揮してくれるでしょう。
普段の食事に気を付けることに加えて、ミドリムシエメラルドを摂ることにより、より効率的に腸内環境の改善をすることが出来ます。結果、より健康な体へと近づくことが出来、美容やダイエット面でも嬉しい効果が期待できるのです。
まとめ
ユーグレナ(ミドリムシ)と乳酸菌と聞くと何だか別々なものに感じてしまいそうですが、相性は抜群なのです。
現在では、有胞子性乳酸菌が配合されたサプリも増え、腸内環境に不安がある方は服用していただくことをおススメしています。ユーグレナには、乳酸菌を活性化させる働きがあるのでユーグレナの吸収効率が更にアップ。安心してご利用いただけます。