マグネシウムが不足すると?効率的に摂取するなら「ミドリムシ」
丈夫な体をサポートしたり、マグネシウムの摂取は人が健康に生活するために必要な多くの働きを持っています。
今回は「ミドリムシのマグネシウム!生命維持に不可欠な効果」と題して、マグネシウムの持つ働きについて紹介します。意外に身近なところでとても重要な役割をしている栄養素なんです。もしかしたら、日ごろの疲労感はマグネシウム不足が原因で起こっているかもしれません。
ぜひ、マグネシウムの働きについて知ってくださいね。
この記事を監修した専門家
管理栄養士 阿部友美
【経歴】十文字学園女子大学卒業後、管理栄養士を取得。同大学で研究助手をしたのち、食品メーカーにて健康に関する情報発信や、共同研究先大学に出向し研究に従事。糖化反応によるメラニン産生作用を発見、特許出願。化粧品の開発にも携わる。
目次
・ミドリムシに含まれるマグネシウムとは?必要な栄養素
・まとめ
1.ミドリムシに含まれるマグネシウムとは?必要な栄養素
ミドリムシに含まれる9種類のミネラルの一つにマグネシウムがあります。
マグネシウムの役割や不足した場合の症状について紹介します。
マグネシウムとは
マグネシウムは成人の体内におよそ25g存在するミネラルです。
全体の約6割が骨や歯に、残りが脳や筋肉、神経に存在しています。マグネシウムは、生命維持に欠かせないとても重要な栄養素です。
マグネシウムは具体的にどんな働きをするの?
では、マグネシウムは具体的にどんな働きをしているんでしょうか?
具体的に紹介します。
①骨になる
カルシウムやリンとともに骨になります。マグネシウムが不足した場合には、カルシウムの不足と同じように骨粗しょう症の原因にもなってしまいます。
②筋肉の働きを助ける
カルシウムとペアになって、これらの組み合わせによって、きびきびとした毎日につながるかもしれません。
マグネシウムを多く摂取している人は、アディポネクチンの値が高いというデータがあります。
以上のように、とても重要な役割を果たします。
マグネシウムが不足すると・・・
マグネシウムの推奨摂取量は30~49歳の男性:370mg/女性:290mgです。
平成27年度国民健康・栄養調査によると、マグネシウムの1日の摂取量の平均は243.9mgですので不足しがちな栄養素といえるでしょう。
ミドリムシはマグネシウムなど9種類のミネラルを含んでいる
ビタミンやアミノ酸、ミネラルなど59種類の栄養素を豊富に持つミドリムシには、マグネシウムも含まれています。さらにカルシウムやリン、マグネシウムの吸収を促進するビタミンDも含んでいるため、効率良く必要なエネルギーを摂取できます。
目に見えない小さな体のミドリムシを摂取することで、丈夫な体が効率よく作られるなんてなんだか不思議なことですよね。
マグネシウムを摂れる食品
マグネシウムを食品から摂取する場合にはどのような食品に含まれているでしょうか?
一覧を紹介します。
(100g中のマグネシウム含有量)
食品 | マグネシウム量 |
乾燥ワカメ | 1,100mg |
干しひじき | 620mg |
アーモンド | 310mg |
大豆 | 220mg |
玄米 | 110mg |
マイワシ | 100mg |
マグネシウムは、野菜、精製していない穀類、豆類などに多く含まれます。
2.まとめ
59種類の豊富な栄養素を持つミドリムシには、マグネシウムが含まれていることに加えて、マグネシウムと一緒に働いてくれるカルシウムやリン、マグネシウムの吸収を促進してくれるビタミンDなども含まれています。
つまり、ミドリムシを摂取するということは強い選手を味方にするというよりも、強いチームをそのまま味方にするようなイメージで健康の維持ができるということですね。
ミドリムシのサプリを検討されてみてはいかがでしょうか?